女性の薄毛

髪の性質と毎日のヘアケア

髪のケア

見た目の印象の7割は毛髪で決まる?


「人は見た目ではない」とはよく言うものですが、初対面などの関係性における「見た目」の印象の重要性は明白でしょう。
 毛髪は見た目の印象の7割を決めると言われるほど大切なものです。美容室でのトリートメントなどのケアやカラー、パーマなど、どれも理想の毛髪には必要なものですが、理想の髪を維持するためには毎日のヘアケアや地肌のケアが欠かせません。

毛髪の基礎知識


毛髪は毛母細胞で作られて、皮膚の外に伸びていきます。1日平均0.3㎜~0.4㎜、1か月で約1㎝成長し、成長しては抜けてを繰り返しています(ヘアサイクル)。
頭髪は平均10万~15万本程度はありますので、ヘアサイクルを考えると、日に数十本~200本は自然に抜け落ちることになります。

髪の性質


毛幹は主に蛋白(ケラチン繊維)からできていて、キューティクル(毛小皮)でおおわれています。
キューティクルは硬質ケラチンからなり、鱗状に重なりあって毛管を保護しています。艶やかできれいな髪を保つにはキューティクルのケアが大切です。

毛髪の物理的性質

水分吸収性と弾力性

毛のたんぱく質は、親水性を持ち、毛にしみ込んだ水分を吸収します。洗髪直後には30%程度の水分を含み、膨張しています。
また、湿った毛を引っ張ることで30%余り伸びることができます。
これらの性質を利用し、髪が濡れた状態でドライヤーを使い少しずつ乾かしながらブラッシングを行う事で綺麗に伸ばした髪型を作ることができます。
紫外線などの影響により髪の弾力性が低下し、切れやすくなりますので、紫外線対策も必要です。

溶解性

尿素によりケラチン蛋白は溶解しますので注意が必要です。
チオグリコール酸(パーマ液)によりケラチン蛋白は変性します。

流動性

毛管の繊維の流れが毛の軸と一致し、滑らかな流動性を生みます。
髪の流れに無理に逆らって、引っ張ったり髪が交差すると髪同士が絡まり、ダメージを受けやすくなります。毛髪交差を改善することで髪質の向上につながるとも言われています。

これらの髪の性質を深く理解することは、美容師さんなどの髪の専門家にお任せすれば良いです。
ですが、ある程度理解をした上で日々のヘアケアを行うこも大切です。

間違いだらけのヘアケア


もともと肌の強い方は、そこまで気を遣わずとも何ら問題がない場合も多いですが、肌が弱い方や肌に疾患やトラブルがある方は間違ったヘアケアにより、髪や頭皮にトラブルが生じてくる例が多くあります。

「朝と夜、1日に2回シャンプーをする」
「コンディショナーやトリートメントを髪の根元から毛先までたっぷりなじませて、しばらく時間をおいてからさっとすすぐ」
「肌が弱いので、シャンプーは週1回だけにしている」
「髪が痛むからドライヤーは使わず、自然乾燥させている」
「フケがでるからといって爪でとっている」

これらは実際にカウンセリング中に耳にした、髪質や頭皮状況を悪化させる原因となったケア方法です。
正しいシャンプーはヘアケアの基本といっても過言ではありません。皮脂の分泌量なども個人差があるため、各個人により正しい洗髪回数などは異なりますがシャンプーはやり過ぎても少なすぎても良くありません。

シャンプー

地肌の汚れをしっかり落とすことはヘアケアの基本です。
洗髪回数は1日~2日に1回で十分です。
運動を行って大量に汗をかいた後は、湯銭で汗を流す程度で、入浴時に改めてしっかりシャンプーを行いましょう。

①シャンプー前にブラッシングと予洗い

シャンプー前にブラッシングを行い、髪のもつれや付着したほこりなどを落とします。
このとき髪を強く引っ張ることがないように、毛先から徐々に髪の根元に向かってゆっくりとやさしくブラッシングを行う事でダメージを防ぐことができます。
予洗いは40℃前後のぬるま湯で、頭皮から毛先まで丁寧に洗い流します。
この予洗いだけでも頭皮や髪の汚れの大半を落とすことができます。肌にトラブルがある場合は優しく行ってください。

➁シャンプーをする

シャンプー剤を適量とって、両手で泡立て、頭皮全体にのせてから洗い始めます。
シャンプー剤を直接頭皮につけ泡立てると、肌の弱い方にとっては過剰に刺激を与える要因になりますのでやめましょう。
特にかゆみがフケが出ている箇所は直接的につけることは避け、椿油などで保護してからシャンプーを行うとより良いです。
爪をたて強く洗うと頭皮を痛めますので、指の腹を使い指先を細かく動かしながらやさしく洗います。

③すすぎ

シャンプーの泡が頭皮と髪にいきわたったら、シャンプーの泡をしっかりすすぎ落とします。
生え際や耳の後ろや襟足などはすすぎ残しが多く、痒みや肌トラブルの原因になりやすいです。
すすぎ時のシャワーの温度も40℃前後のぬるま湯で行います。

④コンディショナー・トリートメント

表皮上に露出した毛髪は、言ってしまえば細胞の死骸のようなもので、自己修復機能などは持ち合わせていません。
コンディショナーやトリートメントを行う事で、髪内部のダメージを修復したり、まとまりを良くすることができます。
髪そのもののケアが目的となる成分がほとんどですので、頭皮にはつけず髪のみに使用します。
適量を手に取り、傷みやすい毛先や髪の中間になじませます。シャンプーと同様にすすぎ残しのないように気をつけてください。

頭皮と髪を乾かす

洗髪を終えたら、頭皮と髪をしっかりと乾かします。
濡れた状態が長時間続くと、頭皮が蒸れて痒くなったり、フケがでる原因にもなりますのですぐに乾かすようにする方が良いです。

髪についた水分を軽く絞って、ある程度水分を切ってからタオルドライを行います。
髪同士を摩擦させないように、タオルの間に髪を挟んで優しく抑えるように拭き取るのがポイントです。
タオルドライで水分がほとんどでなくなったら、ドライヤーで仕上げをします。
まず頭頂部から温風をあて地肌をしっかり乾かします。その後は髪の根元から毛先に向かって乾かしていきます。
髪が全体的に乾いたら最後に冷風をあてることにより、キューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりやすさが向上します。

正しいヘアケアを行うことにより頭皮のトラブルの改善や見た目の改善につながります。
日常的にケアを気を付けるのは億劫ですがこれを機に取り組んでいただき、美しい髪と健康な地肌を保てるようにお役にたちましたら幸いです。

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