2020.03.12
M字と頭頂部・つむじの薄毛
薄毛の進行の仕方は人それぞれですが、男性の薄毛の場合、主に2つのタイプに分かれることが多いようです。
おでこの生え際から進行していく「M字」タイプの薄毛
頭頂部から徐々に進行していく「つむじ」タイプの薄毛
「M字+頭頂部」両方のタイプの薄毛
多くの男性を悩ますこの2つのタイプについて今回はお話ししたいと思います。
薄毛の種類はこんなにある
まず知っていただきたいことは、薄毛にはいくつかの種類が存在するということです。それぞれに原因が異なり、当然、症状も治療法も違ってきます。
主な薄毛の種類と特徴は以下の通りです。
円形脱毛症
いわゆる10円ハゲといわれる症状の脱毛症です。単発的に丸く脱毛するのが特徴で、何か所か多発する場合もあります。原因は、免疫系機能に異常が生じる自己免疫疾患や、精神的ストレスだと言われています。
一般の皮膚科での治療も可能です。
牽引性脱毛症
主に女性に多く見られる脱毛症です。ポニーテールや髪を結うなどの行為で、長期間にわたり毛髪や頭皮に牽引性の負荷がかかったことが原因で、髪の分け目や結び目が薄毛になる症状です。牽引性脱毛症は、ただちに毛髪や頭皮に負担のかかる髪型をやめることが重要です。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は「脂漏性皮膚炎」という、頭皮のべたつきや湿疹、かゆみなどがある皮膚炎に伴って起きる脱毛症です。「脂漏性皮膚炎」の原因は、合っていないヘアケアや、ホルモンバランスの乱れ、また常在菌であるマラセチア菌というカビの一種の影響も考えられています。
まずは皮膚科で「脂漏性皮膚炎」の治療を行うことが重要です。
AGA(男性型脱毛症)
薄毛の中で最も多く見られる症状がAGA(男性型脱毛症)です。
発症の年齢や、症状、進行の仕方は人それぞれです。
現在AGAは適切な医療機関で、正しい治療を行うことによって高確率で症状を抑えこみ、薄毛の改善をすることができます。
そして、最初にお話しした「M字ハゲ」と「つむじハゲ」はこのAGA(男性型脱毛症)に分類されるのです。
「M字」と「つむじ」の進行パターン
「M字」タイプ
別名「M型脱毛症」と呼ばれるタイプで、額の生え際から徐々に薄毛が進行していく脱毛症です。初期は、おでこが広くなったような感覚や、額の生え際が薄くなっている感覚を持ち、進行するにつれAGAだと自覚していく方がほとんどです。
毎日鏡で見える場所なので比較的症状に気づきやすいタイプと言えるでしょう。必ずしもMの字に進行していくわけではなく、もともとの生え際の線が後退していくタイプの方もいます。
「つむじ」タイプ
別名「 O型脱毛症」と呼ばれるタイプで、頭頂部のつむじのあたりから徐々に薄毛が進行していく脱毛症です。
頭頂部は自分では気づきにくい場所なので、症状の進行になかなか気付かず、治療が遅れてしまうタイプでもあります。
日本人はこのつむじハゲタイプが多く、対して欧米人はどちらかというとM字ハゲタイプが多いと言われています。
「M字ハゲ」と「つむじハゲ」の混合タイプ
額の生え際と頭頂部のつむじからの脱毛が同時に進行していくタイプです。
広範囲が薄毛になってしまうことや、側頭部や後頭部に生えている毛髪とのバランスの悪さや見た目の悪さに悩まれている方も多くいらっしゃいます。
別名「複合型脱毛症」と呼ばれています。
「M字」と「つむじ」はどうして起こる?
「M字」と「つむじ」はいずれもAGAすなわち男性型脱毛症の一種です。AGAは一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因であると考えられています。
AGAを発症しても、薄毛が進行する場所の殆どが、前頭部と頭頂部に限られているのはなぜでしょうか?
これは、薄毛を誘発する要因の「酵素5αリダクターゼ」や毛乳頭にあるホルモンを感知する器官「アンドロゲンレセプター」が側頭部や後頭部に殆ど存在しないためだと考えられています。
そのため、多くの男性が「M字」と「つむじ」に悩んでいるというわけです。
AGAは適正な治療を行えば、高い確率で改善が期待できる疾患です。また早期発見早期治療がなによりも重要ですので、AGAの自覚症状がある方は、早めに専門のクリニックの受診をおすすめします。
薄毛でお悩みの方は、ぜひ専門医のいる当院へ一度ご相談ください。
まずは無料カウンセリングでお待ちしております。