ザガーロ(デュタステリド)
- プロペシアに次ぐAGA治療薬
「ザガーロ」 -
ザガーロは、フィナステリドに比べて発毛効果が約1.6倍。
ザガーロは、デュタステリドを主成分とする男性脱毛症治療において効果と効能に有効性と安全性認められたAGA治療薬です。
飲み始めから約3ヶ月頃から効果が見られはじめます。持続的な効果の確認には約6ヶ月以上の継続的に服用することが大切です。
ザガーロの効果と特徴
- AGA(男性型脱毛症)に効果を発揮!
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ザガーロは、フィナステリド(プロペシア)と同じで、男性の脱毛症に効果を発揮するAGA治療薬です。臨床試験では女性の円形脱毛症などには効果がなく、男性型脱毛症のみに効果がありました。ザガーロの添付文書にも下記の通り記載があります。
(1)男性における男性型脱毛症のみの適応である。他の脱毛症に対する適応はない
(2)20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない
当院で処方しているザガーロ0.5mgカプセルは、フィナステリド(プロペシア)1mgと比べて約1.6倍高い効果が得られるとの検証結果の報告もあります。
ザガーロが5α還元酵素のⅠ型、Ⅱ型の両方を抑制するのに対しプロペシアはⅡ型のみを抑制し、DHTの産生を抑制します。
飲み方
- 男性成人は1回1カプセル 0.5mgを1日1回経口投与
- 投与開始後12週間から改善が認められる場合もありますが、治療効果を評価するためには、通常6ヵ月間の治療が必要です。
- カプセルの内容物が口腔咽頭粘膜を刺激する場合があるので、カプセルは噛んだり開けたりせずに服用して下さい。
- 本剤を6ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の改善がみられない場合には投薬の中止が必要です。
- 血清前立腺特異抗原(PSA)に影響を与えるので、前立腺癌等の検査に際しては、検査を行う医師に知らせ下さい。
- 本剤は経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れないこと。
副作用等の注意事項
臨床試験において、本剤が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告されました。 その主なものは、勃起不全24例(4.3%)、リビドー減退22例(3.9%)、精液量減少7例(1.3%)でした。日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)でした。その主なものは、リビドー減退7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)でした。(承認時) 国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告されました。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)でした(承認時)。プロペシア(フィナステリド)に比べて、やや副作用が多い傾向にあります。
デュタステリド
- ザガーロのジェネリック医薬品
「デュタステリド」 -
2020年10月より販売開始となったデュタステリドカプセル0.5㎎「トーワ」を取り扱っています。 有効成分はデュタステリドでザガーロと同じです。ジェネリック医薬品のため先発品に比べ安価で、ザガーロと同じ有効成分をお試しいただけます。
飲み方
- 1日1回1錠 経口投与
効果
- 成人男性における男性型脱毛症(AGA)
- 男性ホルモンをより活性の高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換する5α還元酵素Ⅰ型及びⅡ型を阻害することにより、男性型脱毛症(AGA)の進行の遅延、改善します。 3か月間の投与により効果が見られますが、治療効果を評価には通常6か月間の服用が必要となります。効果を持続させるためには継続した服用が必要です。
副作用等の注意事項
- 発疹、蕁麻疹、頭痛、抑うつ、勃起不全、リビドー減退、射精障害、肝機能障害等
- 本剤使用中は献血が行えません。